ここ数年、家庭にまで普及してきた太陽光発電は、日本では10年以上も前から普及しはじめていた。かつては設置率で世界1位となったこともある日本だが、その記録は現在は伸び悩んでしまっている。このデバイスを使うことで、また太陽光発電をさらに普及させていくことができるかもしれない。
Solar Gapsとは
Solar Gapsとは壁に取り付けるブラインド型の太陽光発電デバイスである。クラウドファンディングサイトでは、現時点で2倍以上の目標資金を集めている。
機能
Solar Gapsには主に以下の機能がある。
・発電:ソーラーパネルが埋め込まれたデバイスによって1.2平方メートルにつき、100~150Wの再生可能エネルギーが作られる。これは30個のLED電球やMacBook3台の電力量に相当する。
・省エネルギー:ブラインドの機能によって空調のコストを最大80%抑えることができる。
・電力管理:発電して余った電力を蓄電したり売電したりできる。
・スマート:Google Homeなどのスマートデバイスに接続させ、音声やスマホのアプリで操作もできる。
発電した電力をどうするか
発電した電力には主に3つの用途がある。
1.消費:発電した電力を家庭やオフィスで使用する。
2.蓄電:電気代が高くなる時間帯に消費するための電力をためる。
3.売電:電力会社からの需要や電力価格が高い時間帯に余った電力を売る。
Internet of Things
Solar GapsはほかのIoTデバイスとも連動できる。たとえばGoogle HomeやAmazon Echoなどと連動することで、音声での制御が可能だ。
ビデオ
Yuichiの一言
今までにも数々のデバイスを紹介してきたが、発電ができるデバイスはなかなか前例がなく画期的だった。このデバイスによって太陽光発電の普及率が上がることによって、一人ひとりが環境問題に対応していくひとつのきっかけとなっていってほしい。
参考URL: https://www.indiegogo.com/projects/solargaps-energy-generating-smart-solar-blinds#/
Comments are closed.