最近ではITの技術革新とともに自動車に関する革新も続いており、例を挙げるとすると、電気自動車や自動運転などである。しかし、いままで車を運転するドライバー同士のコミュニケーションを可能にする技術は存在しなかった。今回のデバイスはそこに挑戦しようとしている。
CarWinkとは
CarWinkとはアメリカで開発された自動車の後方部にとりつけアイコンを表示し、後ろの車にメッセージングするデバイスである。クラウドファンディングサイトでは現時点で900万円近い資金を集めている。
絵文字で伝える
CarWinkは絵文字を効果的に用いることで、様々な状況に合わせて絵文字を表示し、後方車に伝える。例えば下の例は前方の歩行者が前を横切っていることを示している。
音声コントロール
運転中は運転に集中するため、デバイスの操作は難しい。しかし、デバイスに接続したスマホに音声で伝えることで、デバイスの絵文字を表示させることが出来る。現在は英語での音声認識ができる使用になっている。
太陽光発電
USBでの充電も可能であるが、デバイス自体に太陽光パネルがつけられており、充電ができる。
デバイス全体のデザイン
デバイス自体は球体で側面に電源ボタンがある。絵文字を投影するパネルにはLEDが用いられており同じ部分に前述の太陽光パネルも搭載されている。
ビデオ
Yuichiの一言
ドライバーの利便性などを向上させる技術は今まで開発されてきたし、今でのそれが続いているが、他のドライバーに向けたコミュニケーションツールは画期的だった。少し問題があるとすれば、絵文字だと複数の解釈がそれをみるドライバーによってはできてしまうので、国に応じた標識などを用いることで誰でも同じように読み取ることもできるだろう。なんにしても、このデバイスの普及がドライバー同士のトラブルの減少に確実につながるだろう。
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