ドローンが普及し始めてから幾年がたち、ドローンの基本的な役割は野外での空撮が主であった。しかし、今回紹介するドローンは今までと少し変わった使われ方をする。
Aireとは
Aireとは家の中を自由に飛べる家庭用ドローンである。クラウドファンディングサイトでは目標の約1.5倍の金額を集めている。
使用目的
Aireには主に以下の使用目的がある。
・家全体を監視する:24時間固定されているときでも、浮いているときでも動作を検知する。
・ヴァーチャルに家族に会える:高齢の家族や、ペット、子供の状態を常に確認できる。
・家をスマート化させる:IFTTTや様々なAPIと連動する。
使用者
以下のような方が使用に適している。
・重要な財産を置いている人や頻繁に旅行に出かけ家を空ける人
・持ち運びやすいセキュリティーシステムが必要なアパート管理人などの部屋を貸す人
・一人きりの高齢の家族がいる人
・家の案内をヴァーチャルに行いたい不動産屋
・スマートホームにあこがれる人
その他の機能
紹介した以外にも3つの機能がある。
1.子供の近くでも安全:浮遊するときに使うブレードはすべて中に埋め込まれており外に出ない。もし触ったとしてもやわらかい。
2.ハッキングからも守れる:Aireは暗号化されたクラウドストレージを使っており、デバイスのやり取りも暗号化されている。
3.運転が静か:通常のドローンよりも飛ぶ音が静かに出来ている。
そこにいるかのように
スマートフォンから専用のアプリを通じてデバイスを前後・左右上下に動かし、そこにいるかのように状況を把握できる。
ビデオ
Yuichiの一言
以前にも通常のドローンではない海中で使うドローンを紹介したが、今回もそれと同様に特殊なタイプのドローンであった。今回のデバイスは画期的ではあるが、防犯という観点では従来のカメラとあまり変わらない印象があった。また犬や猫などの動物が面白がってぶつかってきたりなどしないか、落下したとき床やデバイスが傷つかないかという不安も残る。今後の更なる改善に期待したい。
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