Evernote Scannableなどのスキャナーアプリの登場によってスキャニング作業は大幅に手軽になった。スマホでノートやレシートをスキャンし、パソコンに送れるようになったのは革命的な進歩だ。しかし、今となってはスマホを一々取り出し、かざして、スマホがスキャニング対象を認識するのを待つ作業を煩わしく思う人もいるかもしれない。そのような人向けに新たなデバイス「Livescribe Notebook」を紹介する。
「Livescribe Notebook」とは?
Livescribe Notebookは手書きの文書や図を自在にデジタル化できる理想的なノートだ。 専用のノートにはドットが張り巡らされ、Livescribeペンの 動きを正確に感知する。 文書や絵は書くと同時に端末に送られる。Livescribe+ アプリを用いればノートから送られたデータを編集可能なテキストに変換できる。さらに画期的なことに、このペンは音声を録音することもできるのだ。
Livescribe Notebookは電話や会議のメモを取るときなどに便利だ。手書きでメモした日時を自動的に識別し、カレンダーアプリに表示できる。会議中に書いたアイディアスケッチやフローチャートをメールですぐに送信することも可能だ。
ビデオ1:
「Livescribe Notebook」の機能
- 手書きのメモを端末に送れる
- 音声を録音できる
- テキストをデジタル化できる
- 端末上のメモを他のアプリ(カレンダーやメールなど)に送れる
- アナログとデジタルの両方の長所を生かしたノートを作れる
ビデオ2:
Sekine の一言
Livescribe Notebookは、 Evernote Scannableのようにレシートや本のページをスキャンすることはできないが、手書きのアイディアスケッチや会議メモを簡単にデジタル化できるところがすごい。
ただ現時点では、Livescribe Notebookを使用できる紙は専用のドットペーパーに限られている。この専用紙が再利用可能となれば、大量にノートをとる 学生にとってもすごく便利なものになる。さらにカラー対応ができれば完璧だと思う。
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