以前にSassor社も参加していた中国の深圳で行われているハードウェアアクセラレータプログラム「HAXLR8R」の第4期であり、現在KickStarterで資金を調達中のデバイスを紹介したいと思う。Darmaは座りっぱなし症候群を解消し、肉体的にも、精神的にも向上を促進するようなデバイスである。
Darmaとは
私たちはデスクワークをしていると、仕事や趣味に集中して悪い姿勢で座ったままの状態を続けてしまい、体に無理な負担がかかっていても、自分では気付かないということがよくあるだろう。
そこでこのスマート・クッションの「Darma」は、スマートフォンのアプリと連携して、姿勢の悪化を注意し、休憩・軽い運動などが必要なタイミングを知らせて、体調管理をアドバイスしてくれるというものだ。
機能
「Darma」に内蔵されたセンサーは、座っているユーザーの重心の変化や、心拍数、心拍波形、呼吸数、呼吸波形などを常にモニタリングしている。そこでこのスマート・クッションの「Darma」は、スマートフォンのアプリとBluetooth連携して、姿勢の悪化を注意し、休憩・軽い運動などが必要なタイミングを知らせて、体調管理をアドバイスしてくれる。さらに「Darma」はユーザーごとの座り方を学習するため、ユーザーに最適化されたアドバイスを提供出来る。
この技術は、特許付きの1mmの薄い光ファイバーセンサーを活用しており、5年の繊維研究、変形微細構造、生体信号動作の応用を用いて実現している。
ビデオ
tsukaの一言
普段会社員の方は座って業務をする方が多く、その為気づかずに体へ支障をきたしてしまうといったことがあるだろう。しかし、このようなIoTデバイスが出てくることによってそのような気付いていなかった日常の問題点に気付けて、人々の生産性がさらにあがるであろう。
また、各分野のエキスパートと共同で開発を続けることによって、さらに画期的なデバイスが生まれる可能性もあるので、新しい技術を常に勉強することが他のIoTベンチャーとの差別化を図れる一番の近道かもしれない。
参考URL:
https://www.kickstarter.com/projects/junhao/darma-sit-smart-for-a-healthy-body-and-mind
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