ランニング人口が1000万人を突破した日本のランナーのモチベーションを上げるデバイスを紹介する。今回紹介するデバイスはKick Starterで最近資金調達を終えたばかりのものである。runScribeを利用することで、様々な観点から自分の走りを知ることができるので、ランナーのやる気をいっそう引き立てるだろう。
runsCribeとは
runScribeは靴の裏に取り付け、ジャイロセンサー、加速度センサー、地磁気センサーをそれぞれ3軸計測する9軸センサーを利用して、あなたの歩行サイクルを正確にキャプチャする軽量のランニングウェアラブルである。
キネマティック・エンジンと組み合わせた精密測定は専門の測定環境がなくでも先進的なランニング・メトリックを提供し、一歩ごとに数千回の計算を行い、13種の詳細な運動測定基準を報告してくれる。
選手、トレーナーやコーチにリアルなデータを与え、情報に基づいたトレーニングを行うことができる。
機能
- Train Smarter
runScribeを使用することによって、自動的に何メートル単位で動いているのか、地形によって異なった要因による衝撃、靴の形状、距離によって異なる数値指標といった走りに関係するあらゆることを比べて分析することができる。またrunScribeのコミュニティに入ることで自分がその中でどの位置にいるのかを確認することができる。それゆえプロのランナーでも参考になることは大いにある。 - Ease&Flexibility
runScribeはとても軽く、コンパクトでどんな靴にでも使用可能である。使用する際は自動的に起動し、停止するので、靴にrunScribeを付けたらあとは走るだけでデータを記録できる。データはBluetooth接続を介して携帯電話に自動的にアップロードされる。
又、runScribeは十分なストレージを内蔵しているため、ランニング終了後、携帯電話にデータがアップロードされるため携帯電話を持たずとも使用可能である。 - Crowdsourced Data
毎年、65%のランナーが怪我に悩まされた経験をする。多くの原因として、過去の怪我、激しい衝撃、過度の回内運動、ランニングする場所の表面、間違った靴の選択などが挙げられる。
しかしrunScribeで得たデータを基に何が怪我の原因となりうるのかがわかり怪我の防止へとつなげることができる。
ビデオ
tsukaの一言
他のスポーツシューズメーカーもランニングのデータを提供するといったサービスを行っているが、ここまで多様な機能を持ち合わせて細かく分析しているものはない。この細かい分析を行うためにフットポッドを靴の裏につけることによって、正確な測定を実現している。
このデバイスを用いて自分の走りを分析することで、スピードだけでなく、怪我の予防にもつながり、長いランニング生活を送ることができるので、人々の健康をより良いものへと導くであろう。
https://www.kickstarter.com/projects/1103510338/runscribe-wearable-for-the-data-driven-athlete
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