ThingKはデザインとエンジニアリングが融合してイタリアで生まれた。今回はそのGKシリーズのGKILOとCLOGKを紹介する。
GKシリーズとは
GKシリーズはThingKとしてはじめて世に出されるプロダクトだ。GKILOはまな板型のIoTデバイスで、CLOGKはタイマーとして機能するタッチインターフェイスを備えたデバイスである。
GKILOは時計と秤の両方の機能を持ったデバイスだ。一方の面を上にした状態では、上にのせたものに応じて、LEDで重さが表示される。またもう一方の面を上にした状態では、LEDは時計を表示するように自動的に変わる。簡単な手の動きを使うことで、計量をリセットしたり、時間を合わせることが可能となっている。
CLOGKは新しいタイプの時計だ。美しくデザインされた外見はおいてあるだけでインテリアの一部として十分に機能する上に、触れられると動作し、まるで木に文様が浮かび上がったかのように時間を知らせてくれる。もちろんキッチンタイマーとしても使用可能である。
GKシリーズは始まりにすぎない。日々の製品に革命を起こしてナチュラルユーザーインターフェイスという新しいものとの関わり方を実現するのが彼らの目標である。
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GOMESSの一言
木材以外にも大理石やアルミなどさまざまな素材でプロダクトを提供しているようで、今後もナチュラルユーザーインターフェースのプロダクトが彼らの手によって増えてきそうだ。ホームオートメーションやウェアラブルなど様々なジャンルを当メディアでも取り上げているが、技術的には大きな違いを作り出せているプロダクトはまだまだ少なく、今回のようなコンセプトを持ったプロダクトがこれからのIoTプロダクトでは必要になってくるのかもしれない。
参考URL:
- http://www.thin-gk.com
- https://www.indiegogo.com/projects/thingk-kitchen-devices-for-internet-of-things
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