HiconはSNSで密接に繋がった今日の人々のためのスマートリストバンドだ。通知機能はもちろんのこと、Hicon特有の数々の機能が新しい。
根底にあるアイデア
ちまたに溢れるIoTデバイスやウェアラブルの数々はこと「ソーシャル」という点において重要な点がいくつか見落とされている:
- 我々の個性や友好関係から特定のソーシャル圏への繋がりの構築
- SNSにおける他のメンバーとの視覚的、または身体的な相互作用
- スマートフォンに触れることができない状況下での認知補助機能
などが欠けていた。
コンセプト
こうした現状を受けて開発されたのがHiconだ。Hiconはソーシャルメディアに簡単に接続し、操作できるウェアラブル通信装置だ。手持ちのスマートフォンとHiconを接続したらすぐにそのまま使うことができるようになる。Facebook、Twitter、Instagram、LinkedIn、Pinterest、Viber、WhatsAppやGoogle Plusなど代表的なSNSについてはそれぞれのアイコン用のボタンが用意されており、ひと目でどのSNSに通知が来たのかも分かる上に、操作も簡単にできるようになっている。また、この各種ボタンはカスタマイズ可能になっており、自分と同じようなSNSを選んでいる人との新しい繋がりを探すことも可能となっている。詳しくは下記のビデオを参照されたい。
その他特徴
Hiconはシリコン製のリストバンドで、防水、防塵、衝撃にも強い仕様となっている。スマートフォンにはBluetooth 4.0 を介して接続することが可能で、スマートフォンからは専用のアプリを仕様することで各種設定を行うことが可能だ。
また、Hiconにはウェアラブルならではの機能も備わっており、スマホから遠く離れるとすべてのアイコンが点灯して紛失や忘れ物を防いでくれたり、同じHiconを持つ人とハイタッチや握手をすることで連絡先を交換することが可能となっている。
ビデオ
Gomessの一言
スマホへ通知が来る度に画面をチェックしてしまう人にとっては、こういったウェアラブルデバイスも重宝するのだろう。ただ、SNS連携があくまでもメインとなっており、その他のウェアラブルデバイスと一線を画する新規性はあまり感じられず、今後もサービスが拡大していくのは何か新しい機能や仕組みが必要となりそうだ。
Comments are closed.