oortはあなたの周りのものをすべてスマート化し、コントロール可能にするデバイスだ。その多様な機能の１つ１つを紹介していく。

oortとは何か

家の中のすべてのものをスマートフォン１つでコントロールできるようになればどんな未来が待っているだろうか。oortはそんな未来の実現のために一役買ってくれるInternet of Everythingデバイスである。

ビーコンや各種センサーを搭載したoortは明かりをつけたり消したり、温度を調節したり、物の場所を特定したり、ペットや子供たちの安全を保証したりなど様々なことを可能にしてくれる。

これらが可能なのは、oortのWi-Fi/Bluetooth省エネハブのおかげである（BTLE hub）。このハブはすべてのビーコン、電源ハブ、アダプターやその他のセンサー類を兼ね備えたデバイスを簡単にかつシンプルに、アプリやブラウザから操作できるようにしてくれるのだ。

特徴

その他のIoTデバイスと違い、oortは数多くのデバイスと連携することができ、数多くの操作方法を兼ね備えている：

• oortは簡単に使いはじめることができる。iPhoneやAndroidのアプリは無料で提供されている他、WEBブラウザからも操作することが可能なので、端末によらない。
• oortのビーコンはどんな環境、デバイスでも使用可能で、ユーザーたちは自分たちの用途に合わせて簡単にカスタマイズすることが可能である。

こうした多種類の手段およびカスタマイズ性の高さがoortの特徴でもある。

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GOMESSの一言

こちらも前回紹介したNucasoと同じホームオートメーション関係で家庭内のハブになろうとしているデバイスである。 ただ、Nucasoと違う点としてハブのみを目的としたデバイスを作成することで、ユーザー達の自身の用途に合わせて簡単にカスタマイズすることが可能となっている。どういった課題を解決してあげるかによって、プロダクトの構成も変わってくるが、今後のホームオートメーションの流れが見えにくい中、各社なかなか苦戦をしているようだ。

参考URL：
https://www.kickstarter.com/projects/698718196/oort-internet-of-everything