Ringlyは従来のウェアラブルデバイスとは少し違う代物だ。まず第一におしゃれに気遣い、宝石としての役割を果たしている。それに加え、ウェアラブルテクノロジーとして電話やテキストメッセージなどを受けたときに反応できるようになっている。
Ringlyは働く女性のために作られたデバイスだ。忙しく、働く彼女たちがわざわざ携帯を何度も見る手間を取らせずに、かつおしゃれにも気を使う彼女たちのニーズを満たすためにRinglyは生まれたのだ。
Ringlyは18カラッとの金プレートに、半貴石をのせた見た目はただの指輪に見えるデバイスだ。しかし内部にはBluetoothが搭載されており、手持ちの端末と接続することが可能である。カスタマイズ用のiPhone、Androidアプリも提供されており、ヴァイブレーションもしくは光で電話やメッセージの受信を知ることができるようになっている。
「私達のゴールは女性たちが望んで身に付けるような洗練された美と機能性を持ったプロダクトです」とRinglyのコファウンダーそしてCEOであるChristina Mercandoは言う。
「こうしたテクノロジーの未来は間違いなく私達の現存の生活の一部に溶け込む形になるのでしょうが、機能性と同時に様式美も追求することでそうした未来を実現しようとしているのです。」と彼女は言及した。
電話やメッセージはもちろんのことだが、その他にもメールやカレンダー、インスタグラム、スナップチャット、ツイッター、Facebook、Vineなど数多くのアプリとも連携し、通知を送ることが可能となっている。
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Gomessの一言
以前、腕時計にとりつけるスマートアクセサリ「Glance」を紹介したが、 今回の「Ringly」も含めて最近のウェアラブルデバイスは様式美を意識したプロダクトが増えてきたように感じる。様々なIoTプロダクトを提供する会社が乱立する中で、機能やサービスの違いで差別化することは難しく、このようなファッション的な観点から差別化を図るというのも、今後のコンシューマ向けIoTプロダクトの拡販では必須となるのかもしれない。
参考URL:
https://ringly.com
http://www.thesundaily.my/news/1078794
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