以前話題になったLeap Motionを彷彿とさせる、これまた新たなジェスチャーコントロールデバイスが出現した。Nodと呼ばれる今回のIoTデバイスは指輪のサイズに凝縮されたテクノロジーである。
Nodとは
2014年4月29日、Nodラボは魔法のように操作できるジャスチャーコントロールリングであるNodを発表した。Nodは人々がもつすべてのデバイスに接続することが可能なユニバーサルコントローラーである。携帯、タブレット、グーグルグラス、時計に家電、テレビにコンピュータと接続できる機器は多岐に及ぶ。
Nodは防水仕様であり、12種類の大きさが用意されているのでいかなる大きさの指にも対応可能である。その上、Nodを指にはめることでスワイプ、回転、マルチタッチ、3Dジェスチャーなどの自然なジャスチャーがそのまま接続された機器への命令となることに注目したい。またヘビーなゲーマーの人たちにとっても、32K DPIの好感度コントローラーであるNodはゲームの速度に遅れを取らない上に、複数個のNodを指にはめることでより多様な表現が可能となっている。
NodはBluetooth Low Energy(BLE)に対応しており、ジェスチャーキーボードや遠隔からの自撮り、数々のアプリに対応済みであり、NestやHue, GoPro, WeMo, LG TVからRokuと様々な既存のデバイスにも接続することができる。
NodはオープンAPIを提供しており、自分で新たな機能を実装することも可能だ。現在はwww.hellonod.comにて約150ドルで予約受付中であり、2014年秋から出荷予定である。
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GOMESSの一言
最近は色々なウェアラブル系サービスを見かけるようになったが、類似サービスも多々出てきており、差別化が難しいというのがIoTサービス運営企業の悩みの一つにあるだろう。サービスのAPIをオープンにすることで、ユーザーが様々なサービスを構築出来るようにしているが、是非ともベンダー側とユーザー側の両方向から他には真似できないような価値が創出されることに期待したい。
参考URL:
- https://www.hellonod.com
- http://www.legitreviews.com/introducing-nod-advanced-gesture-control-ring_140687
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