ガーデニングや家庭菜園を趣味にしている人は、水やりや植物のレイアウト以外に雑草の草刈りをしなければならない。特に、夏の時期の雑草除去は重労働になるだろう。しかし、このデバイスを使うことでそんな重労働を少しでも軽減できるかもしれない。
Tertillとは
Tertillとは太陽光発電を動力としている除草ロボットである。アメリカのマサチューセッツ州で開発され、クラウドファンディングで目標の二倍以上の金額である約2000万円を集めている。
主な性能
Tertillには以下のような機能がある。
1.ソーラーパワー:太陽光を電力とするため、充電などする必要がない。
2.薬品不使用:除草する際、除草剤などの化学薬品を使用しないため、人体や他の植物への悪影響がない。
3.防水:雨が降っても屋内に収納する必要がない。
4.Bluetooth接続:Bluetoothで接続できるため、スマートフォンでデータを確認できる。
デバイスの詳細
Tertillには様々なセンサーが搭載されており、それにより植物や障害物をさけて除草する。デバイスの表面にはソーラーパネルが取り付けられており、裏面には上ぞりのタイヤ、雑草を検知するためのセンサー、雑草を切るカッターが搭載されている。
植物を守るために
栽培している植物を間違えて切られないためには植物の周囲に鉄の輪を埋め込む必要がある。こうすることでデバイスが植物を避けてくれる。
ビデオ
Yuichiの一言
昨今ではIT技術の農業への応用が注目されており、今回のデバイスはまさにそれであったと思う。今回のデバイスはあくまでも家庭菜園やガーデニング用であったが、今後改善を重ねることで本格的な農業への導入もなされるべきだと思う。それが農業の生産性の向上につながるかもしれない。
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