昨今、自動運転機能や危険を察知すると自動で止まる機能など自動車に関する技術の進歩は著しい。今回のデバイスはIoT技術によって自動車機能の向上を促すデバイスである。
ZUS Smart Tire Safety Monitorとは
ZUs Smart Tire Moniterは自動車のタイヤの空気圧などの状態を常に管理するIoTデバイスである。アメリカで開発されたデバイスで、クラウドファンディングで目標の16倍以上の資金を集めている。
主な機能
ZUSには以下のような機能がある。
1.リアルタイムなタイヤの空気圧のデータ計測:4つのタイヤに取り付けた4つのセンサーがタイヤ内の温度と空気圧を計測する。
2.空気漏れ検知機能:空気漏れはねじや釘がタイヤに刺さることで起こるが、それを検知するために漏れる空気量が微量であり、早く見つけることは困難である。しかし、アプリが空気圧と温度の記録を蓄積することで、急な僅かな温度の変化も検知できる。
省エネルギー
十分に膨らんでいないタイヤだと燃費が悪くなる。ZUSを使うことで、1リットルにつき3円ほど節約できる。
取り付け方
以下の手段で簡単に取り付けできる。
1.レシーバーにデバイスを差し込む。
2.アプリを起動しBluetoothでつなげる。
3.センサーをタイヤの空気穴に締める。
アプリとの連動
このデバイスは運転中にタイヤの状態を常に確認するためにスマホのアプリとの連動が必須である。デバイスが集めたデータをアプリを通じて常に確認できる。使用中のスマホのバッテリー切れを防ぐために、デバイスでスマホのバッテリーの充電ができる。
ビデオ
Yuichiの一言
タイヤの点検は日常的に自動車を利用するドライバーにとっては欠かせないことであるが、このデバイスによって少しでもその手間を省けるようになったかもしれない。また、デバイスの機能としてタイヤのスリップ防止やタイヤの消耗なども通知できるようになると、使い方の幅が広がるだろう。
参考URL:
https://www.indiegogo.com/projects/zus-smart-tire-safety-monitor–2#/
http://www.tractionnews.com/nonda-introduces-new-smart-tire-safety-monitor/
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