観葉植物は本来、身近に自然を置くといったことだけでなく部屋の空気をきれいにするという役割もある。今回のデバイスではその機能をIoTで高められるのだ。
Clairyとは
Clairyとはスマート鉢植えであり、天然の空気清浄機でもある。もともとはイタリアで開発され、クラウドファンディングで目標を大きく上回る金額を集めている。
基本的な性能
一般に植物は葉ではなく根が汚れた空気を取り込み、きれいな空気を出すといわれている。しかし、普通の鉢植えでは側面に空気の通り道になる穴がなく、屋内の空気をきれいにできない。Clairyは鉢植えの側面にフィルターがあるため、汚い空気をきれいにする経路を確保できている。結果的に30時間以内に36㎥のうち80%の汚れを取り除ける。
アプリとの連動
iOSやAndroidなどのClairyのスマートフォンアプリを使うことで、以下の機能が使える。
・リアルタイムで汚染状態を確認できる。
・室温と湿度を計測する。
・Clairyの換気扇を管理する。
・健康に関するアドバイスを得られる。
・ほかのスマートデバイスと連動できる。
更なる利用
Clairyは使う人に合わせた設定ができる。例えば、使用者のアレルギーや喘息などの持病に合わせて、アプリで健康のアドバイスを提供する。
ビデオ
Yuichiの一言
一般的に観葉植物は室内の空気清浄を行うことは知っていたが、従来のやり方ではあまり意味がないことが分かった。このデバイスを普及によってその意識を変え、人々の屋内での生活をより健康的なものにできるだろう。健康志向が徐々に高まっていく中で、今後の注目はさらに上がりそうだ。
参考URL: https://www.indiegogo.com/projects/clairy-the-most-amazing-natural-air-purifier-green#/
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