子どものうちからプログラミングを!という親御さんにぴったりのおもちゃが登場しました。未来のプログラマーを育てる”進化したレゴブロック”がRobo Wunderkindです。
Robo Wunderkindとは?
Robo Wunderkindとは、自分オリジナルのロボットを作って、遊びながらコーディングスキルの基礎まで習得できるロボットキットです。対象年齢は5歳の子供からどんな方でも楽しめます。
何ができるのか
Robo Wunderkindは根本的にはさまざまな機能的ロボットを作れるブロックのセットです。これらのパーツはレゴブロックを組み立てる時のようにシンプルに繋ぎ合わせることができます。紐も磁石もありません。
Robo Wunderkindでコードを学ぶ
Robo Wunderkindの専用アプリのプログラム画面は非常に直感的です。コーディングに全く触れたことがない子供でも簡単にこのアプリでプログラムのやり方が理解できるでしょう。
子供たちが組み立てたロボットにプログラムできることは以下のようなものがあります。
- 障害物を避けながら動き回る
- 誰かが部屋に入ってきたらCDを流す
- 手拍子などの音に反応する
- 誰かが選んだ曲を再生する
- ボイスメッセージを残す/再生する
- 光を避けるまたは光についていく
- 迷路をとく
- 天気予報で両親を驚かせる
- デジタルカメラを使ってトレジャーハントを始める
- 周囲の明かりが消えたら光る
などなどできることは沢山あります!
アプリは2016年9月現在、iOSやAndroidで作動します。今後さらに進化していくようです。
下の写真は、米カリフォルニア州のとある幼稚園で行われたワークショップの模様です。子供たちがとても楽しそうにRobo Wunderkindで遊んでいます!
Robo Wunderkindのしくみ
Robo Wunderkindはセンサーやモーター、バッテリー、回路やその他電子構成部品を使用しており、それらがブロックに埋め込まれています。立方体という形状は子供たちが組み立てる上でもっとも直感的な形であるためです。
各パーツはそれぞれに機能があります。バッテリーの役割、コントローラの役割、モーターの役割、Bluetooth機能付きのパーツやセンサー付きのパーツもあります。
パーツ間のデータやエネルギーの受け渡しは独自のシステムにより全てワイヤレスで行われます。
またBluetooth付きのパーツによりスマートフォンやタブレットにも接続が可能です。リチウム電池により継続して2時間遊ぶことができます。ロボットを使うために、Bluetooth 4.0/LEルーターまたは Wi-Fiルーターが必要になります。
ビデオ
Matsuの一言
レゴブロックのように感覚でロボットを作りながらアプリケーションを通じてコーディングのセンスも養われるというまさに「未来のおもちゃ」という印象を受けました。デザイン等に子供心もきちんと盛り込まれており、これが日本にも普及すれば、プログラミング等が食わず嫌いにならない若者が増えていき、今後の技術発展にも大きく繋がっていくのではないかという可能性も感じさせる、そんな未来のおもちゃでした。
参考URL: https://www.kickstarter.com/projects/startrobo/robo-wunderkind-a-programmable-robot-for-kids-of-a?ref=category
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