最近Android ware, Apple Watchといったスマートウォッチ市場が盛り上がりを見せている。2017年度にはウェアラブルデバイスの国内市場は1310万台を予測しており、これからさらに盛り上がっていくことは間違い無いだろう。
今回はその中でも50分弱で100万ドル、最終的に200万ドル以上とkickstarter市場最も高い金額で資金調達に成功したPebbleを紹介する。
Pebbleとは?
pebbleは、Pebble timeとPebble Time Steelの二つを売り出す予定だ。それぞれ電子ペーパーが使用されており、音声返信や音声メモも使用することが可能だ。他のスマートウォッチの欠点であるバッテリーの持ち時間もPebbleは最大7日間保つため、時計として十分に扱える。また防水機能を併せ持ち、カスタマイズも出来る。Pebble Timeは5月から、Pebble Time Steelは7月から発送開始予定だ。
メールの返信機能
Pebbleに搭載されている音声認識機能によってランニング等の運動をしている時にわざわざスマートフォンを取り出さなくとも素早い返信をすることができる。また短い音声であればメモをしてくれる。
現段階では、Androidの主なアプリ(Gmail,Facebook Messenger,Whatsapp)で音声返信機能があるが、iOSではGmailの通知のみだ。
メールの返信機能
Pebble TimeとPebble Time Steelはスタイリッシュかつ耐久性があり、引っかき傷が残らないようにゴリラガラスを使用している。また雨の中を走っても、水風船バトルで濡れようが泳ごうが、完璧な防水機能により壊れることはないだろう。また以下の動画にあるように交換が簡単で、あなたの好みに合わせたものを使用することができる。
Pebbleのスペック
- 寸法
- ケース:縦52mm、横36mm、高さ11.5mmT
- バンド: 22mm
- 重さ: 38g
- 無線通信システム
- Bluetooth 4.0
- ディスプレイ
- 1.26インチ, 144 × 168 ピクセル 、電子ペーパーディスプレイ
- LED バックライト
- 引っかき傷をつけないために光学薄膜を使用している
- センサー
- 3軸加速度センサー
- 電子コンパス
- 光センサー
- バッテリー
- リチウムイオンバッテリーを使用
- 最大7日間使用可能
- 磁石コネクター式充電ケーブル
- 言語
- 英語
- 文字設定: Unicode, Basic Latin, and Latin-1 Supplement
- 防水機能、必要環境条件
- 50 meter までの防水機能
- 相対湿度: 非結露条件下で5% から 95%
- 動作最大高度:3000m
- 物質、ケアの方法
- ウォッチのケース: ポリカーボネート
- バンド部分: 熱可塑性ポリウレタン (ホワイトPebbleのみ)
- 掃除の仕方:柔らかく、少し湿った布で拭く、必要であればイソプロピルアルコールまたは中性洗剤を使用する。
Pebbleの新機能
Pebbleの新機能としてタイムライン・インターフェースがある。これはPebbleの右側についているボタンが時系列で過去、現在、未来と分かれていて、具体的には過去であればメール、歩数、運動量など、現在は現在の時刻、未来であれば予定、天気予報などを見ることができる。現段階では、Pebble Time、Pebble Time Sleepに搭載予定である。
Pebbleの関連企業
Pebbleの知名度もあってか、Mercedes-Benz、Evernote、ebayといった企業との連携もしておりこれからも増える予定だ。
ビデオ
Tsukaの一言
日本で現在スマートウォッチを身に着けている人をみかけるのは稀だが、 iPhoneの時も同じであった。現在はAppleのブランド力があるため、Apple ウォッチが発売されれば売れるだろうが、電池の保ちといい、早い段階でのアップデートを見るとPebbleをつけるというのも一つの手だ。現段階ではiOSとの連携はうまくいっていないが、これがうまくいくとよりPebbleのユーザーは増えるだろう。これからのスマートウォッチ市場の動向が楽しみだ。
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