少子高齢化社会が進む日本では、家庭に血圧計などの日々の体調を確認する電気機器が置いてあるということも日常的になったのではないだろうか。しかしながらそいういった精密機器は、持ち運びが難しく日中に測定するということは難しい。また、地方では医師の不足に悩まされているということを最近はよく耳に挟む。そのため、医師や看護師の負担を解決する便利な機器が必要とされている。今回は、ラスベガスで行われていた「CES Innovation Awards」からそのような問題を解決するデバイスを紹介する。
Qardioとは?
Qardioは,健康状態をチェックする最適なデバイスを提供している。Qardioでの臨床が認証されたデバイスはパワフルでかつ、スマートである。全てのデバイスのデザインはとても美しく、なおかつ素晴らしいユーザーエクスペリエンスを提供するだろう。また、従来では難しかった精密機器をいつでも、どこでも使用することが可能となる。また家族は病気の家族を気にすることなく、保障された休息を取ることもでき最愛の人の健康の最新情報を知ることができる。医者は、患者の血圧を測るという日々のルーチンワークを行うことを軽減でき、患者のデータの蓄積を簡単にみることができる。今回は、Qardioから3つのデバイスを紹介する。
QardioArm
QardioArmは、あなたの日常生活に組み込むことのできるワイヤレス血圧計であり、iOSとアンドロイド両方の互換性を用いて心臓の健康状態を改善をする手伝いをしている。また、見てわかる通り、今までの血圧計とはデザインが異なり持ち運びもしやすいように設計されている。そのため今までは仕事の合間をぬって測定が行なえるようになるだろう。
QardioBase
QardioBaseは、BMI、体脂肪、筋肉量、水と骨密度の割合を自動的に認識するデバイスだ。数字を見ることなく、あなたの体重の動向をみてフィードバックを提供する。妊娠中では、出産を心待ちにしている母親の健康状態を確認することができる。
QardioCore
このデバイスは2015年度中に販売予定のデバイスである。QardioCoreを使用するとどこにあなたがいようとも心電図をモニタリングすることができる。QardioCoreは革新的で、日常生活に溶け込みつつも心臓病の検知ができるデバイスだ。
特徴
Quarioは、以下に示すようなものを測定することができる。
ビデオ
Tsukaの一言
医療系のIoTデバイスが発明されているなかで、Qardioは顧客のニーズにしっかりと合わしている印象を受けた。幅広い年代でも使えるデザイン、そして日常生活に上手く溶け込む工夫を凝らしている。日本でも、医療系のデバイスがこれからどんどん出てくるとは思うが、その際にはそのデバイスをつけた際に不自然な印象を抱くものであってはならない。人々のそのようなニーズに対応していって欲しい。
参考URL: http://www.getqardio.com/
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