Archosは最も早くAndroidタブレットに参画した会社の1つである。Archosはその後アプリと連携したBluetooth定規などを売っていたが、今回本腰を入れてホームオートメーションに参画するということだ。ホームスターターパックと呼ばれるIoTデバイスセットは250ドルから予約可能である。
キットの中にはタブレットが一台、2つの小さなカメラに、動作センサが2個、そして温度や湿度を測定するセンサが2つ入っている。制御は同梱されているタブレットを用いるか、AndroidとiPhone用に提供されているアプリを使うことで操作可能となる。またその他拡張品も順次拡大予定で、1つ25ドルから販売するということである。
また他の製品と一線を画するのはその効果範囲と同時接続デバイス数で、従来の物は10m半径範囲で4つまでしか同時に接続できなかったものが、Archosのホームスターターパックでは20m半径で13デバイスまでを同時に接続することができるということである。
またArchosのタブレットは433MHz帯を使用しており、これは既存の他のIoTデバイスとも接続することができる可能性を示唆している。
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Gomessの一言
ホームスターターパックとしては安価で、接続デバイス数の多さや範囲が広い点など本腰を入れた取り組みということが伝わってくる。ただし、そもそもホームオートメーションが定着していない中で、ビジネスとしては苦戦することが予想されるのではないだろうか。また、433MHz帯は日本では使えないため、もし利用することを考えている方は国外での利用を検討する必要があるだろう。
参考URL:
- http://www.cnet.com/products/smart-home/
- http://www.slashgear.com/archos-smart-home-kit-hits-shelves-for-diy-automation-19334374/
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