シンプルなWEBアプリとセットになったセンサー搭載の四角い箱は、あなたの周りのものが今どういう状況下にあるのかをメール、SMS、ツイッターで教えてくれる。
あなたのものをインターネットに繋げよう
洗濯機が終わったらツイートをくれたり、あなたが出かけているときに洗面器が溢れてしまったら即座にメールをくれたり、そうしたことを可能にしてくれるのがTwineだ。もしあなたが電子工作やプログラミングが得意だったとしても、Twineを使うことで余計なことを気にせず自分のやりたいことだけに集中できるからオススメだ。
Twineは周りのものをインターネットに繋げ、メールやツイートなどの会話を可能にする、おそらく最もシンプルなデバイスだ。2.5インチサイズの四角い箱の中には、Wi-Fi、内部、外部センサ、2本のAAA電池(単4電池)を挿入するスペースが確保されている。電池の持ちは申し分なく、たった2本の電池で1ヶ月保つほどだ。また、簡素なWEBアプリはユーザーが簡単にセットアップできるように考えられ、作られた。もちろん一般のユーザーにはプログラミングなどする必要がないように作られているが、HTTP経由でのデータの送信なども可能になっており、APIと合わせてプログラマたちが自ら色々試行錯誤することも可能となっている。
どのように動くのか
Twineはクラウドベースのサービスと深く結びついたワイヤレスモジュールだ。モジュールはWi-Fiと温度センサ、振動センサ、そして外部センサのための接続が設けられている。電源の供給の仕方は2種類あり、マイクロUSBを用いるか、2本の単4電池を用いるかとなっている。
Spoolと呼ばれるWEBアプリはどこにいてもブラウザから開くことができ、シンプルかつユーザーフレンドリーに作られているので、誰でも簡単に操作することができるようになっている。詳しい設定方法に関してはぜひ末尾の動画を見て欲しい。
このように、ハードウェアとソフトウェアがうまく合うようにして作られたTwineとSpoolは本当に快適なIoT環境を実現してくれる。面倒なセットアップやインストールなど何もいらず、購入して箱を開けてブラウザを開けばすぐに使えるというスピード感にも注目して欲しい。
ビデオ
GOMESSの一言
シンプルな仕組みでIoTサービスを作る初歩としては非エンジニアの方々にもお勧めのデバイスだ。実際にIoTサービスといっても身の回りで何をすることができるのかイメージがつきにくいという方もいると思うので、少し触ってみるだけでも感覚をつかむことができるだろう。もちろんAPIと合わせて自身で色々と試行錯誤もできるので、より深い領域へと踏み込みたい方々にも十分対応できると思われる。
参考URL:
http://supermechanical.com
https://www.kickstarter.com/projects/supermechanical/twine-listen-to-your-world-talk-to-the-internet
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