Tinitellは子供たちのためのウェアラブル携帯だ。今までになかった腕輪型携帯は親に安心を与え、子供たちはより子供たちらしく遊びに没頭することができるようになる。またTinitellのすごいところはどこの国に行っても動くことだ。そんな革新的なIoTデバイスを追う。
どのようにして動くのか
Tinitellは必要最低限の機能のみを搭載した携帯だ。デザインをかっこ良くし、思った通りに動く、そして安い。そうした哲学の元に作られたTinitellは以下の3つの機能を持っている。
①Tinitellの起動及び管理
Tinitellを受け取ったらすでに自分で用意したSIMカードを差し込めばすぐに使えるようになる。詳しくは公式にて更新予定とのことだ。また親側はスマートフォンでiOSとAndroid両対応したアプリをダウンロードすることで管理が可能になる。
②電話をかける
Tinitellには音声認識ソフトが搭載されている。Tinitell側から電話をかけたいときは、ただボタンを押して誰に電話をかけたいのか腕輪に向かって言えばいい。Tinitellの電話帳はアプリもしくは公式WEBサイトから更新できる。また親は同じくアプリや公式WEBサイトを使って誰にいつ電話したのかをチェックすることが可能だ。
またもちろん音声認識ソフトを使いたくないときは、ボタンを使ってコンタクトリストの中から電話をしたい人を選べばいいので安心である。
③電話を受ける
Tinitellではどんな電話番号からの電話も受けることができる。ボタンを押せば応答することも可能だ。また心配性な親御さんのためにも子供のTinitellに電話をかけることができる電話番号をあらかじめ制限しておくことももちろん可能となっている。つまりアプリと公式サイトを使えばあらゆる機能を親が管理することができるということだ。
アプリ
アプリや公式サイトは直感的に、かつ簡単に使うことができるようになっている。どのTinitellに電話をしたいのかを選び、彼らがどこにいるのかを地図上で確認できる。その後電話をかける人はかければよい。もちろんこの管理権限はマスターである親が管理できるが、そのアクセス権を夫婦間で共有することも可能である。
ビデオ
GOMESSの一言
ウェアラブル系ガジェットは重さやデザインが非常に重要となってくるが、シンプルな機能で小さく構成されており、子供向けのウェアラブルデバイスとしては十分受け入れられる余地があるのではないだろうか。開発者はソフトウェア開発キットで音楽を聞けるようにしたり、GPS情報をトラッキングすることも出来るようで、子を持つギークな親としては我が子に持たせてみたいと思うのだろう。
参考URL:
- http://www.tinitell.com
- https://www.kickstarter.com/projects/960748838/tinitell-introducing-a-wristphone-for-kids
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