植物を育てるときに大変なのは、どれぐらいの頻度で、どれぐらいの水をやればいいのかということだ。自分で試行錯誤しながら感覚として身につけていった人もいるだろうが、もう心配はいらない。Plantlinkがいつ、どれぐらいの水量を植物に与えればいいのか教えてくれるからだ。
Smartlinkの使い方
使い方は非常に簡単だ。まず自分が育てたい植物の隣にPlantlinkを埋めてあげる。Plantlinkは完全防水仕様なので、家の中の植木はもちろんのこと、外でも使うことが可能だ。
次に、PlantlinkのWEBサイトにアクセスしよう。そしてどのような植物を育てているのか報告するだけでいい。一つのlinkにつき、一つの植物を管理することが可能となっている。
各linkは定期的に土壌の水分を計測してくれる。そうして取得された情報はWEBサイトへと送られ、常に最新の情報をチェックできるようになっている。ユーザーはこうした情報をe-mail, プッシュ通知、テキストメッセージで受信することが可能だ。
もしくはsmartvalveを使うことで、自動的に水をやることもできる。valveはホースや灌漑システムとつながっていて、土壌が乾いているようならあなたの代わりにお水をやってくれるようになっている。
またわかりやすいインターフェイスによっていつでも水分状況を観測することが可能になっている。
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Gomessの一言
農業や漁業などの一次産業に対して、今後もこういったIoTサービスは普及してくるだろう。ベテランがこれまで経験で管理していた『温度』『湿度』『照度』などをデータ化して分析することで、そこまで経験の無い人間でもベテランと同じような成果を得ることが可能となり、若者の農業離れにも歯止めをかける一因となりそうだ。
参考URL:
- http://myplantlink.com
- http://www.news-gazette.com/news/business/2014-03-02/oso-technologies-prepping-product-delivery.html
- http://muscatinejournal.com/lifestyles/home-and-garden/smartphones-apps-and-garden-gadgets-that-could-make-your-life/article_13c8ce88-ecf8-5280-b84b-6f8ed2f6753a.html
- https://www.kickstarter.com/projects/1387729422/plant-link-listen-to-your-plants
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