MicroViewは世界初のチップサイズのArduinoで、搭載されたOLEDディスプレイにより、Arduino自身が何を考えているのかをリアルタイムに見て取れる画期的なモジュールだ。
世界初チップサイズのArduino: MicroViewとは
ものづくりをたしなむものなら誰しもが夢見たことだろう。あのArduinoがチップサイズになったらどれほど有用性が広がるだろう、と。スマートフォンに取り付けることも可能になるかもしれない。いやもしかしたらそれ自体でウェアラブルデバイスを作り出すことも不可能ではなくなるかもしれない。
そんなあなたに朗報だ。このたびKickStarterで世界初のチップサイズのArduinoが発表された。しかもただ小さくなっただけではない。なんとOLEDディスプレイまでついてくるというから驚きである。
基本的な使い方はArduinoと変わらない。様々なセンサやモーターを紐付け、制御するだけである。しかしながら驚くべきはその小ささとディスプレイで、リアルタイムでディスプレイに様々なものを表示できる便利さはこれまでにはなかった革命的な要素である。
今までのArduinoでは難しかったウェアラブルデバイスや、小さなロボットの頭脳にMicroViewは応用できると期待されていて、早くも50万ドルを調達することに成功している。
今回このMicroViewを開発したチームは2012年にもあの伝説のNinja Blocks Projectを開発したチームである。
概要はgigazineから:
モーションセンサーや照度センサーによって、現実世界での出来事を自動的にツイッターやフェイスブックなどのSNSと連携してアップロードしてくれるというガジェットが「Ninja Blocks」である。
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Gomessの一言
ネットに繋がる”モノ”が増えていくために欠かせない小型化が進み、ウェアラブルなどの新しいIoTサービス普及を加速させることが期待できそうだ。またこちらのデバイスはオープンソースハードウェア(OSHW)であるという点にも注目したい。これによりちょっと精通した人たちなら自分たちの手で作り上げ、これからますます改善されていくだろう。
参考URL:
- http://techcrunch.com/2014/03/21/microview-shrinks-arduino-into-a-teeny-weenie-oled-module/
- https://www.kickstarter.com/projects/1516846343/microview-chip-sized-arduino-with-built-in-oled-di
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